歯ぐきから血が出たら、まず知っておきたいこと|福岡市南区曰佐の福岡南区あつみ歯科医院

〒811-1313福岡県福岡市南区曰佐1-24-17

092-707-9515

WEB予約
ヘッダー画像

歯ぐきから血が出たら、まず知っておきたいこと

歯ぐきから血が出たら、まず知っておきたいこと|福岡市南区曰佐の福岡南区あつみ歯科医院

2026年10月07日

歯ぐきから血が出たら、まず知っておきたいこと
歯ぐきの変化に気づいた女性と、歯の模型でやさしい歯みがきを説明するスタッフのイラスト
日々のお手入れと相談のイメージ(AI生成イラスト)

「歯みがきをしていたら、泡が少し赤くなった」
「フロスを使うと、いつも同じところから血が出る」
こんなとき、磨きすぎたのかな、それとも歯ぐきが悪いのかな、と気になりますよね。痛みがなければ、歯医者に行くほどのことなのか迷う方もいらっしゃるでしょう。

歯ぐきの出血には、炎症や歯ブラシによる傷など、いくつかの原因があります。血が出たことだけで、重い歯周病と決まるわけではありません。まずは今のお口の状態を知り、ご自分に合うお手入れを見つけていきましょう。

歯ぐきから血が出るのは、どうして?

よくある原因の一つは、歯と歯ぐきの境目などに残ったプラークによる炎症です。プラークは単なる食べかすではなく、細菌の集まり。歯ぐきに炎症が起こると、歯ブラシやフロスの刺激でも出血しやすくなります。

炎症が歯ぐきにとどまる状態を「歯肉炎」、歯を支える骨などにも影響が及んだ状態を「歯周炎」と呼び、これらを合わせて歯周病といいます。どの段階かは、出血の量や痛みの有無だけでは判断できません。

一方で、歯ブラシを強く押し当てたり、フロスを勢いよく入れたりして傷つけてしまうこともあります。「きれいにしたくて頑張っていた」という方も、ご自分を責めなくて大丈夫。道具の当て方を一緒に確認することから始めましょう。

血が出たところは、磨かないほうがいい?

血を見ると、その場所に触れるのが怖くなるかもしれません。ただ、軽い出血があるからと歯みがきをやめてしまうと、汚れが残り、炎症が続くことがあります。

普段の歯みがきでは、毛先を強く押しつけず、小さく動かしてやさしく清掃してみましょう。出血するところを何度もこすったり、血を押し出そうとしたりする必要はありません。痛いところを無理に磨くことも避けてください。

「どれくらいの力ならよいの?」と迷ったら、いつも使っている歯ブラシを受診時に持ってきていただくと、相談しやすくなります。歯みがき指導は、上手・下手を採点する時間ではありません。届きにくい場所や手の動かし方を知り、毎日の負担を少し減らすための時間と考えてみてください。

フロスや歯間ブラシは、自分に合うものを

歯ブラシだけでは届きにくい歯と歯の間には、フロスや歯間ブラシが役立ちます。ただし、使う道具や大きさは、お口の状態によって異なります。

フロスは歯ぐきへ勢いよく落とさず、ゆっくり通しましょう。歯間ブラシも、大きいものを無理に押し込む必要はありません。同じ場所で引っかかる、使うたびに痛む、出血を繰り返す場合は、その場所と道具を歯科医院で確認してもらいましょう。

洗口液を使ってすっきりしても、それだけで歯についたプラークや歯石が取り除けるわけではありません。歯石を自分で削ろうとせず、歯ブラシなどによる清掃と、必要に応じた歯科医院での処置を組み合わせていくことが大切です。

どのタイミングで相談すればよいでしょうか

歯みがきのときに出血に気づいたら、痛みがなくても歯科医院へ相談してみましょう。特に、同じ場所から繰り返し血が出る、歯ぐきが腫れている、口臭や噛みにくさも気になる場合は、予約の際に伝えておくとよいですね。

少量の出血がすぐにおさまる場合、慌てて大きな治療を想像する必要はありません。「今の磨き方でよいか知りたい」という相談でも構いません。反対に、出血が止まりにくい・量が多い場合や、強い痛み、顔まで広がる腫れ、発熱がある場合は、通常の予約日を待たずに歯科医院や医療機関へ連絡してください。

受診時には「いつから」「どこから」「歯みがきのときだけか」を教えてください。お薬や全身の病気が出血に関わることもあるため、お薬手帳も役立ちます。服用中のお薬は、ご自身の判断で中止せずに相談しましょう。

歯科医院では、何を確認するの?

歯ぐきの見た目だけでなく、プラークや歯石のつき方、歯周ポケット、検査時の出血などを確認し、必要に応じてレントゲンで歯を支える骨の状態も調べます。数値だけを見て治療を決めるのではなく、気になっている症状や生活の中で困ることも含めて考えます。

歯周病が原因であれば、歯みがき指導や歯石の除去など、状態に合わせた基本的な治療から進めていきます。その後の「再評価」で、歯ぐきがどのように変化したかを確認します。深い歯周ポケットなどが残る場合には、状況に合わせて歯周外科などを相談することもありますが、出血がある方全員に手術が必要なわけではありません。

「どの場所が良くなったのか」「まだお手入れが難しい場所はどこか」を知ると、ご自宅で取り組むことも具体的になります。治療の詳しい流れが気になる方は、歯ぐきの奥の歯石取りを扱ったSRPのコラムも参考にしてみてください。

出血がおさまったあとも、無理なく続けましょう

血が出なくなると、ほっとしますよね。ただ、出血が見られないことだけで、歯ぐきの問題がすべて解決したとは判断できません。症状の変化と検査の結果を合わせて確認することが大切です。

お手入れの方法や通院の間隔は、人によって違います。仕事や子育てで忙しい日もあるからこそ、「毎日完璧に」より、ご自分のお口に必要なことを知って続けやすくしていきましょう。

福岡市南区で、歯ぐきの出血が気になったら

「しばらく歯医者に行っていないから、今さら相談しにくい」
そんなふうに感じている方も、まずは気になったことをお聞かせください。

福岡南区あつみ歯科医院では、今の症状だけでなく、この先もご自分の歯でおいしく食べるために、何が必要かを一緒に考えていきたいと思っています。歯ぐきの小さな変化に気づいた今日を、お口の状態を知るきっかけにしてみませんか。

参考資料

ご予約・お問い合わせ

初めて受診される方は、WEB予約をご利用いただけます。急な痛みや当日の受診をご希望の場合は、まずお電話でお問い合わせください。

監修者プロフィール

院長渥美 真悟(あつみ しんご)

所属学会

  • 日本歯科麻酔科学会 会員
  • 日本歯科インプラント学会 会員

TOP