10歳を過ぎると子どもの矯正は難しい?「あごの急成長」と「思春期の心」から考えるベストな治療時期|福岡市南区曰佐の福岡南区あつみ歯科医院

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10歳を過ぎると子どもの矯正は難しい?「あごの急成長」と「思春期の心」から考えるベストな治療時期

10歳を過ぎると子どもの矯正は難しい?「あごの急成長」と「思春期の心」から考えるベストな治療時期|福岡市南区曰佐の福岡南区あつみ歯科医院

2026年8月07日

10歳を過ぎると子どもの矯正は難しい?「あごの急成長」と「思春期の心」から考えるベストな治療時期

はじめに:小学校高学年になってからの矯正は間に合わない?親御さんの不安

「子どもの歯並びが気になりながらも、気づけばもう小学5年生(10歳)になってしまった……」 「最近、少し反抗期のような態度が増えてきて、今から面倒な矯正装置を毎日つけてくれるか心配」

お子様が小学校高学年を迎える頃になると、大人の歯(永久歯)への生え変わりが進んで歯並びの乱れが目立ってくる一方で、「今からでも子どもの矯正は間に合うの?」「親の言うことを聞かなくなってきたけれど大丈夫?」という、体(成長)と心(反抗期)の両面でのお悩みを抱える親御さんが増えてきます。

実は、子どもの矯正(小児矯正)において「10歳」という年齢は、あごの骨格が急激に変化する時期であると同時に、心が子どもから大人へと変わるひとつのターニングポイントになります。

今回は、なぜ10歳を過ぎると小児矯正が難しくなりやすいのか、その理由である「第二次成長期による骨格への影響」と「子どもの心の成長」について分かりやすく解説します。

理由①:骨格的な変化(第二次成長期によるあごの急成長)

10歳を過ぎると小児矯正が難しくなる1つ目の理由は、**「第二次成長期(だいにじせいちょうき)」**と呼ばれる、体が子どもから大人へと急激に成長する時期(思春期)に入るためです。

上あごと下あごは「成長するタイミング」がズレている

私たちの顔の骨は、上あごと下あごで成長するタイミングが大きく異なります。

10歳を過ぎると「あごを広げる土台づくり」が難しくなる

子どもの矯正治療(第1期治療)の最大の目的は、上あごが柔らかい成長期のうちに幅を広げ、永久歯がきれいに並ぶためのスペース(土台)を作ることです。

しかし、10歳を過ぎて上あごの成長が止まった状態のまま下あごの急成長期(第二次成長期)を迎えてしまうと、上下のあごのバランスが崩れ、出っ歯や受け口などの骨格的なズレが固定化しやすくなります。

この時期を過ぎると、あごを広げてスペースを作るのが難しくなるため、健康な永久歯を抜く「抜歯(ばっし)矯正」が必要になる可能性が高まります。

理由②:心理的な変化(自我の目覚めや思春期による装置の拒否)

10歳を過ぎると小児矯正が難しくなる2つ目の理由は、第二次成長期に伴う**「子どもの心の成長(自我の目覚め・反抗期の始まり)」**です。

自分で装置を管理する「やる気」が必要

子どもの矯正でよく使われる取り外し式の装置(床装置など)は、1日に12時間〜14時間以上など、決まった時間きちんと装着しなければ効果が一切現れません。

幼児期や小学校低学年であれば、親御さんの声かけによって素直に装置をつけてくれることが多いです。

「お友達の目」や「親への反抗」が始まる

しかし、10歳前後になると、子どもたちは自分自身を意識し始める「自我の目覚め」を迎えます。

取り外し式の装置は**「本人の強い意志と協力」**がないと治療がストップしてしまうため、心の過渡期である10歳以降は治療の継続が難しくなる場合があるのです。

10歳を過ぎたら(第二次成長期に入ったら)どうすればいい?

それでは、10歳を過ぎてしまったらもう綺麗な歯並びにするのは諦めるべきなのでしょうか? もちろん、そんなことはありません。10歳からでも、その年齢に合わせた最適な治療法があります。

アプローチ①:あごを広げる治療から「歯をきれいに並べる治療」への移行

あごを広げる「第1期治療(子どもの矯正)」のタイミングを過ぎた場合は、生え揃った永久歯自体をきれいに並べる「第2期治療(大人の矯正)」へと移行します。これは中学生や高校生、あるいは大人になってからでも十分に可能な治療です。

アプローチ②:本人のやる気に頼りすぎない装置を選ぶ

本人の「取り外したい」という気持ちによる影響を減らすため、あらかじめ歯に固定する「ワイヤー矯正」や、お友達に気づかれにくく本人のモチベーションを保ちやすい透明な「マウスピース矯正」など、お子様の性格やライフスタイルに合わせた装置を選択します。

まとめ:ベストタイミングを逃さないために、早めの相談を

小児矯正をスムーズに進めるためには、あごの骨が柔らかく、親御さんの言うことを素直に聞いてくれやすい**「10歳前(6歳〜8歳頃)」の第二次成長期を迎える前に治療を開始するのが、体(骨格)と心(自我)の両面から最も理想的**です。

しかし、10歳を過ぎてからでも、お子様の心の成長に配慮し、適切な治療法を選択することで、きれいで健康な歯並びを実現することは十分に可能です。

「もう遅いかもしれない」と自己判断せず、まずは一度、現在のあごの成長段階やお子様の気持ちに寄り添ってくれる歯医者さんに相談してみることをお勧めします。

福岡市南区でお子様の歯並びや小児矯正のご相談なら「福岡南区あつみ歯科医院」へ

私たち「福岡南区あつみ歯科医院」では、お子様お一人おひとりのあごの成長段階(第二次成長期のタイミング)だけでなく、成長に伴う心の変化にも配慮した小児矯正をご提案しています。

保護者の方の「早く治療してあげたい」というお気持ちと、お子様本人の「頑張りたい」という気持ちの双方に寄り添い、無理のない治療計画を一緒に作っていきます。小学校高学年や中学生からの矯正についてもお気軽にご相談ください。

当院では無料相談を受け付けています。

監修者プロフィール

院長渥美 真悟(あつみ しんご)

所属学会

  • 日本歯科麻酔科学会 会員
  • 日本歯科インプラント学会 会員

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