【MFT(口腔筋機能療法)】について|福岡市南区曰佐の福岡南区あつみ歯科医院

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【MFT(口腔筋機能療法)】について

【MFT(口腔筋機能療法)】について|福岡市南区曰佐の福岡南区あつみ歯科医院

2026年7月17日

子どもの歯並びは「お口の癖」で変わる?

成長期前に知っておきたい「MFT(口腔筋機能療法)」とは
「テレビを見ているとき、ふと気づくとお子さまのお口がポカンと開いている」
「いつも口で息をしていて、食事のときにクチャクチャと音が気になってしまう」
普段の生活の中で、このような「お子さまのお口の癖」を目にしたことはありませんか?
「まだ子どもだし、大きくなったら自然と治るかしら」「歯並びが悪くなったら、中学生くらいでワイヤー矯正をすればいいかな」と考えている親御さまも多いかもしれません。
しかし実は、本格的な歯並びの乱れが完成してしまう成長期に入る前(乳歯から永久歯へ生え替わる時期)に早期介入することで、将来的な大掛かりな矯正治療や抜歯を避けられる可能性がぐっと高まるのです。
そのカギを握るのが、お口まわりの筋肉のトレーニングである「MFT(口腔筋機能療法)」です。この記事では、MFTの仕組みや早期に取り組むメリットについて、30〜40代の保護者の皆さまへわかりやすく解説します。
1. なぜ歯並びが悪くなるの?原因は「歯」ではなく「お口の筋肉」かも!
「歯並びの良し悪しは遺伝で決まる」と思われがちですが、実は遺伝だけでなく、生まれてからの「お口の使い方や癖」が大きく影響しています。
歯は硬い骨の中に生えていますが、実は「唇や頬が外側から押す力」と「舌が内側から押し出す力」のバランスがちょうど拮抗(きっこう)する位置に自然と並ぶ性質を持っています。
歯並びを乱す代表的な「お口の癖」

口呼吸(お口ポカン)


常に口が開いていると、唇が歯を押さえる力が弱まり、前歯が押し出されて「出っ歯」になりやすくなります。

間違った舌の位置(低位舌)


本来、舌は「上あごの天井部分」にぴったり吸い付いているのが正しい位置です。舌が下に落ち込んでいると、上あごが十分に広がらず、歯が並ぶスペースが不足してしまいます。

正しくない飲み込み方(舌突き出し癖)


つばや食べ物を飲み込む際、舌を前歯の間に挟み込む癖があると、上下の前歯が噛み合わなくなる原因になります。
このように、お口まわりの筋肉のバランスが崩れていると、いくら綺麗な歯が生えてこようとしても、癖の力によって歯並びが乱れていってしまうのです。
2. お口の筋肉を鍛える「MFT(口腔筋機能療法)」とは?
MFT(Oral Myofunctional Therapy:口腔筋機能療法)とは、一言で言うと「お口の正しい使い方と筋肉のトレーニング」です。
特別な装置を使って歯を力づくで動かすのではなく、唇、頬、そして「舌」の筋肉を正しく使えるように訓練することで、歯並びを悪くしている根本的な原因を取り除いていきます。

MFTで目指すゴール


お口をしっかり閉じる習慣をつける(鼻呼吸へ導く)
・舌の定位置を「上あごの天井」にする
・正しい飲み込み方(嚥下)と発音を身につける


MFTは、いわば「お口のフィットネス」や「リハビリテーション」のようなものです。楽しく遊び感覚で取り組めるストレッチやトレーニングを通じて、お口本来の健全な機能を育てていきます。
3. なぜ「成長期に入る前」の早期介入が重要なの?
MFTを含めた小児期の予防的なアプローチは、本格的な成長期(骨格が固まる前)に入る前に始めることが非常に重要です。これには明確な3つの理由があります。
① あごの健やかな成長を「自分の力」で促せる
子どものあごの骨は、まだ柔らかく成長過程にあります。特に上あごは「舌が押し広げる力」によって大きく育ちます。早期にMFTを行い、舌を正しい位置に戻してあげることで、あごが自然と横に広がり、将来永久歯がきれいに並ぶためのスペース(土台)が自力で確保できるようになります。
② 将来の大掛かりな矯正や「抜歯」を避けられる可能性が高まる
あごの成長が終わった大人になってから矯正をする場合、歯を並べるスペースが足りないと「健康な歯を抜く(抜歯)」選択をせざるを得ないケースが多くあります。
しかし、小さな頃からMFTなどで土台を整えておけば、大人になってからの本格矯正が必要なくなったり、必要になった場合でも歯を抜かずに短期間で治療を終えられたりする可能性が高くなります。
③ 歯並びだけでなく「全身の健康」にも良い影響がある
口呼吸から鼻呼吸へ改善されることで、風邪やアレルギーを引き起こしにくくなります。また、しっかり噛めるようになることで消化を助け、姿勢の改善や集中力の向上など、お子さまの健やかな全身の発達にもプラスの効果をもたらします。
4. MFTの進め方とご家庭でのサポート
MFTは、歯科医院での定期的指導と、ご家庭での毎日のトレーニングをセットで行います。

ステップ


内容
① お口の観察・チェック
舌の動き、普段の呼吸、飲み込み方の癖、お口まわりの筋力を確認します。
② レッスンとトレーニング
歯科医院で、お子さまの癖に合わせたメニュー(スティックを使ったり、音を出したりする簡単な動作)を練習します。
③ ご家庭での実践
1日短時間(数分程度)、お家で毎日トレーニングを継続します。
ご家庭で大切にしていただきたいこと
MFTで最も重要なのは「楽しく続けること」です。お子さまにとって毎日のトレーニングは時に面倒に感じられることもあります。
保護者の方が「またポカンとしてるよ!」と怒るのではなく、「舌のポジション、上についてるかな?」「一緒にやってみよう!」と優しく声をかけ、できたことを褒めてあげる姿勢が、何よりの力になります。
5. まとめ:お口の癖に気づいたら、早めのご相談を
「うちの子、もしかして口呼吸かも……」
「歯並びが気になるけれど、まだ矯正装置をつけるには早いかな?」
そう思われた時期こそ、実は一番の始めどきです。
子どもの歯並びの問題は、歯そのものだけでなく「お口の癖や筋肉の使い方」という根本的な原因に目を向けることが大切です。成長期に入る前にMFTをはじめとする早期介入を行うことで、お子さまが本来持っている「きれいに育つ力」を引き出し、将来的な大掛かりな治療や抜歯のリスクを減らすことができます。
幼少期のちょっとした意識とトレーニングが、将来のお子さまへの「一生モノの健康な笑顔」のプレゼントになります。ご家庭だけで悩まず、ぜひ一度お口のチェックにいらしてください。
あつみ歯科医院では、お子さま一人ひとりのお口の癖や成長段階に合わせた、無理のないMFTや予防アプローチをご提案しています。
「まずは癖のチェックだけしてほしい」
「MFTがどんなものか詳しく聞いてみたい」
といったご質問も大歓迎です。お子さまの健やかな成長を、私たちと一緒に見守っていきましょう。
当院では無料相談を受け付けています。

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