【治療した歯がまた痛い…抜くしかない?】根の再治療と、歯を残すために確認したいこと|福岡市南区曰佐の福岡南区あつみ歯科医院

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【治療した歯がまた痛い…抜くしかない?】根の再治療と、歯を残すために確認したいこと

【治療した歯がまた痛い…抜くしかない?】根の再治療と、歯を残すために確認したいこと|福岡市南区曰佐の福岡南区あつみ歯科医院

2026年8月26日

【治療した歯がまた痛い…抜くしかない?】根の再治療と、歯を残すために確認したいこと

「神経の治療をした歯なのに、また噛むと痛い」「銀歯の近くの歯ぐきが、ときどき腫れる」。治療を頑張った歯に違和感が出ると、「またやり直し?」「今度は抜くことになるのかな」と心配になりますよね。

治療した歯が痛むときは、まず原因を確認することが大切です。根の再治療で歯を残す方法を検討できる場合もあります。一方、痛みの原因が歯ぐきや噛み合わせ、別の歯にある場合もあるため、すぐに被せ物を外すと決めるのではなく、診察と検査から考えます。福岡南区あつみ歯科医院が、受診前に知っておきたいことをご案内します。

神経を取った歯なのに、どうして痛むのでしょうか?

歯の内部の神経を取り除いても、歯の根の周りには感覚のある組織が残っています。その部分に炎症などが起きると、噛んだときの痛みや、歯が浮くような感覚が出ることがあります。[1]

原因としては、複雑な根管内に残る感染、新たなむし歯や修復物の不具合による感染、歯のひびなどが考えられます。以前は問題なく使えていた歯に、新しい問題が起きることもあります。「痛みが出た」という情報だけで、過去の治療の良し悪しや原因を判断することはできません。[2]

また、神経を残して詰め物をした歯では、むし歯や歯髄の炎症なども確認します。歯周病、歯ぎしりなどに伴う負担、隣の歯の問題も含めて調べるため、ご自身で「根の再発」と決めつけず相談してください。[5]

こんなときは、予約日を待たずにご連絡ください

痛みが強くなる、顔や歯ぐきが腫れる、発熱する、噛みにくく食事が取れない、痛み止めを使ってもつらい場合は、早めにお電話ください。呼吸・飲み込み・会話がしにくいほどの腫れがある場合は、歯科の予約を待たず救急受診が必要です。[5]

痛みが軽くても、同じところが繰り返し腫れる、歯ぐきにできものがあり膿が出る、といった場合には確認をおすすめします。症状が出たり引いたりしているときも、その経過が診断の手がかりになります。

診察では、何を確認するの?

受診時は「いつから」「どんなときに」「どこが痛いと感じるか」をお話しください。以前の治療時期や、腫れたときの写真、お薬の情報などがあれば参考になります。すべてを正確に覚えていなくても大丈夫です。

確認すること調べる目的
症状と治療歴治療直後から続いているか、しばらく使えてから出てきたかなど、経過を整理します。
歯・被せ物・歯ぐき・噛み合わせむし歯、修復物の状態、ひびが疑われる所見、歯周組織や負担のかかり方を確認します。
レントゲンなどの画像根の治療の状態や、根の周りの組織を確認します。必要に応じて、追加の検査を検討します。

CTは、通常の診察やレントゲンだけでは確認しにくい点を調べるために検討することがあります。全員に一律に撮影するものではなく、診断・治療に役立つ情報と被ばくなどを考えて判断します。被せ物を外した後に、歯のひびや残っている歯の状態が詳しくわかり、計画を見直す場合もあります。[4]

根の再治療では、何をするのでしょうか?

根管内の感染が原因と考えられ、歯を修復して使える見通しがある場合には、再根管治療を検討します。必要に応じて被せ物や土台、以前の根管内の材料を取り除き、根管を確認して清掃・洗浄し、再び詰める処置を行います。その後、歯を守るための土台や詰め物・被せ物へ進みます。[3]

再治療では、古い材料や土台を外す工程、狭い・曲がった根管への対応などが必要になるため、初めての根管治療とは違う難しさがあります。どこまで処置できそうか、歯への負担はどうかを確認し、期待できることと注意点をご説明します。[4]

当院では、保険治療・自費治療にかかわらず、根管治療の際にラバーダムを使用します。唾液からの汚染を抑え、器具や薬液からお口を守るためのシートです。詳しくは、ラバーダムの役割と、苦手なときに相談したいことをご覧ください。

再治療では、処置後に痛みや腫れが出たり、土台などを外す際に歯にひびが入ったりするリスクも確認します。細い器具の破折や根に穴が開くこと、処置をしても炎症が残ることなど、その歯で特に気をつけたい点を事前にお話しします。不安な点は、治療を始める前に一緒に整理しましょう。[1・4]

再治療以外の方法を相談することもあります

方法検討する場面・確認したいこと
根の中からの再治療根管内に処置でき、歯を修復して使える見通しがある場合に検討します。
根の先から行う外科的な治療根管内からの処置が難しい場合などに、歯根端切除術などを検討することがあります。適応や実施先の確認が必要です。
原因に応じた別の対応歯周組織や修復物、噛み合わせなどに原因がある場合は、その問題に合う処置を考えます。
抜歯と、その後の治療修復できないほどの損傷や歯根破折などで保存が難しい場合に検討します。歯を失った後の方法も含めて相談します。

歯を残したいというお気持ちを大切にしながら、残っている歯の量、ひび、歯を支える組織、全身状態や通院の負担も合わせて考えます。必要に応じて、専門的な評価や医療機関との連携も検討します。検査結果によっては、すぐ処置を追加するのではなく、経過を確認する場合もあります。[4]

費用・回数は、被せ物まで含めて確認しましょう

保険診療の適用と自己負担、自費で行う処置の内容は、診察後の計画に沿って確認します。保険と自費を比較する場合は、価格だけでなく、検査や処置の範囲、使用する機器・材料、治療後の修復まで、何が含まれるかを尋ねてみましょう。

再治療の費用を考える際には、古い被せ物や土台を外す処置、根管治療、新しい土台・詰め物・被せ物までの見通しが大切です。公式料金表だけでは、根の再治療に必要な総額や追加処置を一律には決められないため、ご自身の計画に沿った費用をご案内します。

期間や通院回数も、根管の状態、症状、古い材料の除去、修復の内容によって変わります。根の処置が終わる時期と、被せ物まで終わる時期、その後の経過確認を分けて聞いておくと、予定を立てやすくなります。

治療後は、どのように歯を守っていく?

根の処置と、その上を修復する処置をつなげて進めることが大切です。仮の蓋や仮歯の状態で通院が空きそうなときは、先にご相談ください。蓋が外れた、噛むと違和感があるなど、小さな変化も確認していきましょう。

修復後は、お手入れに加え、むし歯や歯周組織、詰め物・被せ物の状態、必要に応じて噛み合わせなどを定期的に確認します。歯並びや歯ぎしりへの対応は、お口全体を診て個別に考えるもので、根管治療をしたすべての方に矯正治療が必要になるわけではありません。

治療した歯がまた痛むときの、よくある質問

Q. 神経を取った歯が痛むのは、再発ですか?

歯の周りの炎症やひび、歯ぐき、噛み合わせなど、確認したい原因が複数あります。痛む場所や時期を伺い、診察して判断します。

Q. また痛くなったら、もう抜くしかありませんか?

再根管治療などで歯を残す方法を検討できる場合もあります。歯の残り方や損傷、周囲の組織を確認して、選択肢を一緒に考えます。

Q. 今の銀歯や被せ物は、必ず外しますか?

根管への到達方法や被せ物の状態によって異なります。外す必要性、使い続けられる見通し、作り直しにかかる費用を事前に確認しましょう。

Q. 痛みがなくなったら、通院をやめてもよいですか?

症状が落ち着いても、根管の処置や修復が途中の場合があります。今どの段階か、次に何をするかを確認してください。通院が難しいときも、進め方を相談できます。

Q. 歯ぐきのできものを、自分でつぶしてよいですか?

つぶしたり針で触ったりせず、診察を受けてください。膿が出て痛みが軽くなっても、原因が残っている場合があります。繰り返す場所や時期を教えてください。

福岡市南区で、治療した歯の痛みや腫れにお困りの方へ

「また通うのが大変」「治療の見通しを聞いてから考えたい」。そんなお気持ちも含めてお話しください。福岡南区あつみ歯科医院では、症状と検査結果を共有し、ご希望や通院の事情も伺いながら、次の一歩を一緒に考えます。

当院の根管治療について/初診のWEB予約
電話:092-707-9515。急患・当日のご予約は、お電話でお問い合わせください。

参考資料

[1]日本歯内療法学会:歯内療法に関するQ&A
[2]米国歯内療法学会(AAE):Endodontic Retreatment
[3]AAE:Endodontic Retreatment Explained
[4]AAE:Nonsurgical Retreatment: Clinical Decision Making(2017年)
[5]NHS:Toothache(歯痛の原因と緊急受診の目安)

監修者プロフィール

院長渥美 真悟(あつみ しんご)

所属学会

  • 日本歯科麻酔科学会 会員
  • 日本歯科インプラント学会 会員

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