子どもの歯並びを守る「床矯正」とお口の筋肉トレーニング「バイオファンクショナルテラピー」の深い関係|福岡市南区曰佐の福岡南区あつみ歯科医院

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子どもの歯並びを守る「床矯正」とお口の筋肉トレーニング「バイオファンクショナルテラピー」の深い関係

子どもの歯並びを守る「床矯正」とお口の筋肉トレーニング「バイオファンクショナルテラピー」の深い関係|福岡市南区曰佐の福岡南区あつみ歯科医院

2026年8月03日

子どもの歯並びを守る「床矯正」とお口の筋肉トレーニング「バイオファンクショナルテラピー」の深い関係

はじめに:お子様の「お口ポカン」や「食べ方のクセ」、気になっていませんか?

「うちの子、テレビを見ているときにいつも口が開いている……」 「クチャクチャと音を立てて食べたり、飲み込むときに口元に力が入ったりしている」 「滑舌があまり良くなくて、言葉が聞き取りにくいことがある」

お子様の成長を見守る中で、このような「お口のクセ」が気になったことはありませんか?「ただのクセだから、大きくなれば自然に治るだろう」と見過ごしてしまいがちですが、実はこれらのクセは、お子様の「歯並び」や「噛み合わせ」の乱れと深く結びついています。

子どもの矯正治療(小児矯正)において、あごを広げる「床矯正(しょうきょうせい)」はとても有名ですが、最近ではこれと合わせて**「バイオファンクショナルテラピー(生物学的機能療法)」というアプローチが非常に重視されています。これは、簡単に言うと「お口のまわりの筋肉や舌のトレーニング」**のことです。

今回は、床矯正とお口の筋肉トレーニングがなぜセットで必要なのか、その理由と関係性について分かりやすく解説します。

装置とトレーニングは両輪!「床矯正」と「バイオファンクショナルテラピー」とは?

子どもの歯並びを理想的な形へと導くためには、装置を使って物理的にあごを広げるだけでなく、お口の機能そのものを整える必要があります。

① 床矯正 ➔ あごを広げる「器づくり」

床矯正は、取り外しができる入れ歯のような装置を使って、大人の歯がきれいに並ぶための「十分な広さのスペース(あごの骨)」を作る治療法です。 これは、歯がきれいに収まるための**「器(うつわ)を用意する」**役割を持っています。

② バイオファンクショナルテラピー ➔ お口の筋肉を育てる「中身づくり」

一方で「バイオファンクショナルテラピー(生物学的機能療法)」とは、唇や頬の筋肉、そして舌を正しく使えるように訓練するトレーニング(口腔筋機能療法:MFTとも呼ばれます)です。 いくら床矯正で立派な「器」を作っても、それを支えるお口の周りの筋肉や舌の使い方が悪ければ、歯はきれいに並びませんし、すぐに元の悪い位置に戻ってしまいます。つまり、**「器にふさわしい正しいお口の環境を整える」**のがこのトレーニングの役割です。

なぜ「床矯正」と「トレーニング」を一緒に行う必要があるの?

私たちの歯は、実はとてもデリケートなバランスの上に並んでいます。 具体的には、**「外側からの唇や頬の筋肉が押す力」と、「内側からの舌が押し出す力」**がちょうどよく釣り合う場所に、歯はきれいに並ぶようになっています。

しかし、もしお口の機能が乱れていると、このバランスが崩れてしまいます。

理由①:お口ポカン(口呼吸)は歯並びを崩す

いつもお口が開いていると、前歯を外側から押さえる唇の力がなくなります。すると、内側からの舌の力や食べ物を飲み込むときの力に負けて、上の前歯が前へ押し出され、「出っ歯(上顎前突)」になりやすくなります。

理由②:正しい舌の位置があごを広げてくれる

舌の本来の正しい位置は、上あごの天井部分(口蓋)にピタッと吸い付いている状態です。 しかし、口呼吸のクセがあるお子様は、舌の位置が下あごの底に落ちてしまいます(低位舌)。舌が上あごを内側から支えてくれないため、上あごの横幅が狭くなり、歯が並ぶスペースがなくなってしまいます。

理由③:矯正治療後の「後戻り」を防ぐ

床矯正によって一時的にあごを広げて歯並びを整えても、お口ポカンや低い舌の位置などの根本的なクセ(機能の乱れ)が治っていなければ、装置を外した後に筋肉の力で歯が再び元の乱れた位置へと押し戻されてしまいます。

だからこそ、床矯正で「器」を広げながら、バイオファンクショナルテラピーでお口の筋肉を正しく使えるように鍛えることが、きれいで後戻りしにくい健康な歯並びを手に入れるために必要不可欠なのです。

お家で毎日コツコツできる!代表的な「お口のトレーニング」

歯科医院では、お子様の状態に合わせて様々なお口のトレーニングを指導します。その中から、ご家庭でも簡単に取り組める代表的なメニューをご紹介します。

メニュー①:「あいうべ体操」(唇と頬の筋肉を鍛える)

口を大きく動かして、お口を閉じる力を鍛えます。

これを1回とし、1日30回を目安に行います。お口を閉じる筋肉がつき、自然と鼻呼吸がしやすくなります。

メニュー②:「ポンの体操(ポッピング)」(舌を正しい位置へ持ち上げる)

舌の裏側の筋を伸ばし、舌を上あごに吸い付ける力を鍛えます。

これを1日10回〜20回を目安に行います。

まとめ:正しい機能が、一生モノのきれいで健康な歯並びをつくる

子どもの矯正治療における「床矯正」と「バイオファンクショナルテラピー(お口の筋肉トレーニング)」は、どちらが欠けても健康な発育にはつながりません。

装置によって物理的なスペース(器)を広げ、トレーニングによってお口のまわりの機能(筋肉のバランス)を正しく整える。この両輪が揃うことで、お子様自身の健やかな成長の力を最大限に活かした、優しく後戻りの少ない矯正治療が可能となります。

お子様の日頃の仕草や癖で少しでも気になることがあれば、ぜひ一度専門の歯科医師にご相談ください。

福岡市南区でお子様の歯並びや姿勢のご相談なら「福岡南区あつみ歯科医院」へ

私たち「福岡南区あつみ歯科医院」では、お子様お一人おひとりの成長スピードやお口の状態に合わせた小児矯正をご提案しています。

ただ歯を並べるだけでなく、日頃の姿勢やお口の癖(お口ポカンなど)を改善し、健康なあごの発育を促すトータルなケアを心がけております。お子様が楽しく、無理なく治療を続けられるよう、ご家族と二人三脚でサポートいたします。

当院では無料相談を受け付けています。

監修者プロフィール

院長渥美 真悟(あつみ しんご)

所属学会

  • 日本歯科麻酔科学会 会員
  • 日本歯科インプラント学会 会員

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